HDR-TG1で一番弱いところ、というか一般的なデジタルビデオカメラでもみんなそうだと思うけど、画角が狭いところ。つまり、広角側が広角にならないんです。35mm換算で動画43mm、静止画41mm。一般的なデジカメでも38mm前後から、最近では広角を売りにしているのが増えてるので28mmとか24mmくらいからのものも多いですね。
広角が撮れないってことはどういうことかというと、みんながわいわいやってるところを撮ろうと思っても、ぐーっと自分が下がらなきゃ全体を入れることができない。子どもなんかを撮ろうと思っても、全身入れるにはやっぱり下がらなきゃいけない。部屋の中の様子を撮ろうものなら壁にくっつかなきゃいけない。ってなわけですね。望遠が足りないなら小さく映るだけですが、広角が足りないとせわしなくあっちに振ったりこっちに振ったりしなきゃならないのであわてたビデオになってしまうわけです。
で、普通、ビデオカメラにはレンズの前にねじ込み用の溝が切ってあるわけで、そこにワイコンというのをつけて、0.7倍とか0.5倍とかにしたりするわけです。HC1でも室内では0.5倍のワイコンをつけて撮ることが多かったです。これがすごく重宝するわけですね。
前置きが長くなりましたが、このワイコン。TG1はレンズが小さいため、ねじ込みできない。つまりワイコンをつけられないというのがネック。あちこちでダメな点としてあげられてました。まぁ、あまり気にしない人には気にならないかもしれないですが、ワイコンを前提としてる人も多いですからね。私もそのひとり。ワイコンがつけられないというのが、なかなか購入に踏み込めなかった原因の一つでもあります。
で、ネットで見つけたトダ精光という会社の804-LWというワイコン。マグネット式、つまり磁石でくっつけるわけですね。これならなるほどというわけで、ヨドバシには売ってなかったので買ってきたその日にネットで注文したわけです。これが昨日とどきました。


キットはこんな感じ。レンズ、取り付け用のリング、ストラップ、ケースなどが付いてます。


リングをつけてみました。すでに使っている人のブログなどでリングを2枚とも重ねてつけなければうまくいかないと。2枚重ねるとちょうど周りのふちの高さと同じ高さになりますね。だからなのかな?それとも磁力が足りないのか?いずれにしても、いきなり2枚重ねでつけてしまったので、1枚だとどうなのかはわかりません。写真は左が取り付け前。右が取り付け後。これだけだと特に邪魔にはなりません。レンズ外側の丸い縁よりはちょっと内側に張りだすので邪魔にならないかなぁと思いましたが、液晶で映像を見てる限りではとくに影響もなく、また上のフラッシュにちょっとだけかかるような気もしましたが、それも特に影響はなさそうでした。


こちらはワイコンを取り付けてみたところ。結構磁力もしっかりしているので、とれそうだとかはあまり気になりません。心配な人はストラップがついているのでつければいいんじゃないでしょうか。写真右はマクロモード。じつはこのワイコン、2重構造になってて、前の部分をはずすとマクロレンズにもなるんです。これはこれで便利ですね。
映りについては、広角端でケラレ(四隅が黒くなる現象)が発生するとのことでしたが、液晶で見た感じでは、動画は問題なく、静止画は顕著です。静止画には使えないかな。でも静止画ならあとでトリミングできるんで気にならないかも。あと、ゆがみも結構ですね。そりゃ43mm×0.45=19mm相当ですからね。仕方ないかも。でも、これはこれでいい味出てます。それからフラッシュ。これも静止画だけの問題ですが、リングをつけただけでは特に問題なさそうですが、ワイコン取り付けたら完全につぶれちゃいます。前のHC1のときもワイコンつけてフラッシュたいたらワイコンが陰になって悲惨な感じになったことがありますが、ワイコンつけてフラッシュはあまり意味がないでしょうね。結論から言うと、このワイコンは静止画撮影には向いてないかも。ただ、そこはマグネット式、静止画撮るときは簡単にワイコン外せるのでそれはそれで使いやすい。
というわけで、実際の移りについては次回以降紹介したいと思います。
ちなみに、このワイコン、売ってるのは下のリンクからいける楽天のショップしか見つかりませんでした。私もそこから買いましたが、注文して丸2日くらいで届きました。804-SWという一回り小さいものもあるので注意。TG1につけるのは804-LWの方です。あと、ヨドバシでケンコーからも同じようなのがあるのを見つけました。実績もなく、試すこともできないのでやめておきましたが。804-LWよりも少し高かったように思います。
DigitalKing マグネット式 コンバージョンレンズ 804-LW Lサイズ 広角レンズ 0.45倍